泌尿器科の病気の話

第07回 男性に特有な病気

① 男性不妊症

お子さんを欲しいご夫婦が、避妊せずに通常の性生活を2年以上継続しても妊娠に至らな い場合を不妊症といいます。男性側に原因がありそうな場合は、泌尿器科での精査対象に なります。晩婚化の影響か最近では「結婚前だが妊娠に支障がないかあらかじめ調べてほ しい」というご相談も受け付けています。当院では通常の身体的な診察を行い、精液検査 (予約制)を実施するか話し合います。精子数の異常で妊娠が難しそうな場合には専門的 治療が行える施設を紹介しています。

② ED(勃起不全)

お困りの程度を簡単に問診し診察を行い、適切な治療薬を選択して処方します。

③ 男性更年期障害(LOH症候群)

加齢による男性ホルモンの低下により様々な諸症状をきたす状態を男性更年期障害(正式 な病名は「加齢男性性腺機能低下症候群」)といいます。具体的な自覚症状としては、 1) 性欲や勃起の減退 2) 知的活動の低下、疲労感、抑うつなど気分の変調 3) 睡眠障害 などがあります。当院では慎重な問診と診察、ホルモン学的検査を行った上で個々に相応 しい治療(生活指導、内服薬、ホルモン補充療法)を考えます。

腎臓内科/泌尿器科/血液透析

腎臓内科と泌尿器科の専門クリニックです。あらゆる腎臓病と泌尿器疾患について確実な診断と適切な治療、わかりやすく親身な説明を実践しています。

また”維持透析”療法はその名の通り、休むことなく継続が必要な治療です。一人ひとりの患者様と”じっくり”時間をかけてむきあい専門性のある医療を提供するのみならず、”かかりつけ医”として何かと頼りにして頂くことができるよう、患者様に寄り添う 医療を理念に診療にあたっております。