泌尿器科の病気の話

第05回 お子様の尿が近い、夜尿症

オムツが取れて間もない3-4歳では、日中におもらしをしたりおねしょをするのは病的と はいえません。5-6歳を過ぎても月に数回以上おねしょをする場合には「夜尿症」として 治療の対象になります。

もちろん自然に治る場合もありますが、お子さんが悩みを感じて いたりお泊まりなどが心配の場合には積極的に治療をした方が良いと思われます。

当院で はお子様のおねしょの状況をよくお訊ねし、夜尿症学会の診断基準に照らしながら原因を 調べるとともに、生活改善の指導と薬物療法、アラーム療法などを使用し様々なタイプの 夜尿症に対応しています。夜尿症と日中のおもらしの両方があるお子様では膀胱や尿道の 働きに異常がないかをきめ細かく調べます。

腎臓内科/泌尿器科/血液透析

腎臓内科と泌尿器科の専門クリニックです。あらゆる腎臓病と泌尿器疾患について確実な診断と適切な治療、わかりやすく親身な説明を実践しています。

また”維持透析”療法はその名の通り、休むことなく継続が必要な治療です。一人ひとりの患者様と”じっくり”時間をかけてむきあい専門性のある医療を提供するのみならず、”かかりつけ医”として何かと頼りにして頂くことができるよう、患者様に寄り添う 医療を理念に診療にあたっております。