泌尿器科Q&A

Q.切迫性尿失禁とは?

A.こんなときにもれたら切迫性尿失禁です。
◆急におしっこがしたくなってトイレまで間に合わない。
◆水道で手を洗うともれそうになる。

Q.切迫性尿失禁になると困ることは?

A.
◆失禁パッドが必要になります。
◆早め早めにトイレに行かなくてはいけません。
◆トイレのことが気になって、外出がおっくうになります。

Q.どんな人に起こりやすいの?

A.
◆脳や脊髄の病気、また、前立腺肥大症などをお持ちの方。
◆それ以外の中高年の方。
(明らかな病気をお持ちでない方にも起こります。特に中年の女性に多い。)

切迫性尿失禁が起こりやすい病気
脳の病気(脳梗塞・脳出血・パーキンソン病など)
脊髄の病気(脊髄損傷・脊髄梗塞など)
前立腺肥大症

Q.切迫性尿失禁はなぜ起こるの?

A.はじめに申し上げた、"過活動膀胱"が原因なのです。 簡単に言うと、自分の意志に反して勝手に膀胱が収縮してしまう状態です。

Q.切迫性尿失禁は治るの?

A.適切な治療によって改善できます。

Q.どんな治療法があるの?

A.このタイプの尿失禁には、お薬が大変効きます。

Q.薬だけでは良くならないこともありますか?

A.お薬だけではよくならないこともあります。
たとえば、残尿が多いときなどは、残尿を少なくする別の治療を同時に行う必要があります。簡単に治りにくいときには、当クリニックのような排尿障害専門医のいる病院を受診することが大切です。

 



泌尿器科診療と血液透析

泌尿器科診療では、特に前立腺肥大症の診断治療、女性尿失禁の診断と治療、投稿年の排尿障害の治療、血液検査、神経因性膀胱の治療、腎不全の治療、前立腺癌、膀胱癌、腎臓癌などの泌尿器科系癌の検診と治療コンサルタントなどに力を入れております。

血液透析は日中および夜間に行なっております。
すでに透析を導入されている患者さんでも、交通の便などから当院での透析治療を希望される方はご相談ください。